春先に「今日は小春日和ですね~」ちょっと待って!その使い方 間違ってます!!【小春日和】の正しい使い方

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日本語って難しいですよね。

なんとなくで使っていると、実は間違った使い方だったなんてこと よくあります。

【小春日和(こはるびより)】という言葉も、そんな言葉のひとつではないでしょうか。

「小さい春の日和(ひより)」と書くため、

冬が終わりに近づき、春の訪れを感じだすちょうど今ごろの時期のポカポカと気持ちの良い天気のことで、「春先」に使う言葉だと思っている方も多いと思います。ちょうど今日なんかは、ポカポカとした日差しが心地よくって「小春日和」という言葉が出てきてしまいそうになります。

でも、それ間違ってます!

そこで今日は『小春日和(こはるびより)』について、

その意味や使う時期、使い方など詳しくお届けしていきます。

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小春日和とは

「小春日和」とは、旧暦の10月を指します。

秋から冬へと変わる時期に、まるで春のように穏やかな陽気になることがありますよね。それが、「小春日和」です。

旧暦の10月(現在の10月23日頃~12月22日頃)に、ふいにくる 春のような暖かい日 のことなのです。ですので、冬から春に近付いて春めいた気温や気候の日に使用するのは間違いです。春先に使うのは季節外れで、晩秋~初冬にかけて使う言葉ということです。

「小春」とは

では、そもそも「小春」にはどういう意味があるのでしょう。

小春とは、旧暦の10月のことで、小六月(ころくがつ)ともいいます。

この時期の陽気が春の天候とよく似ているため「小春」と呼ばれるようになったのだそうで、春と区別する意味合いもあるということですが、「春」という言葉を使っているため返って難しくなっているような気がしますね。

「小春日和」はいつの季語

俳句では、もちろん冬の季語として使われます。

「小春」自体が旧暦の10月のことを表していますので、「小春日和」以外の「小春空」
「小春風」「小春凪」なども すべて冬の季語として使われます。

使い方(手紙の例文)

では「小春日和」の使い方を例文を使って見ていきましょう。

時候の挨拶には、10月下旬から11月に以下のような使い方をします。

  • 小春日和の過ごしやすい日が続いておりますが、皆様いかがおすごしてしょうか。
  • 小春日和の候、益々ご清祥のことと存じます。
  • 小春日和の穏やかな日が続きますが、冬はもうそこまで来ています。どうぞご自愛下さい。

季節の感じられる絵柄のハガキや手紙を出してみるのも送った自分も送られた相手もいつもと違った嬉しい気持ちになりますね。

わたしはちょっとしたお礼やご挨拶には鳩居堂レターセットを使っています。老舗ならではの技術を生かした上質なものを使って心を込めて書く言葉は相手にも喜んでいただけるはずです。

秋晴れ」と何が違うの?

「小春日和」が、晩秋から初冬のポカポカ陽気のことなら

「秋晴れ」どういう日をさすのでしょうか?

「秋晴れ」とは、秋の空が晴れわたっていることです。

秋日和とも言いわれます。

小春日和と 時期も同じで 意味も似てはいますが、

「小春日和」は ぽかぽかして陽気な日のことを表しているのに対し、「秋晴れ」は とにかく晴れている!寒くても暖かくても気温がどうこうではなく、秋の空が清々しく晴れている日なのです。

春先の「いい日和」は何ていうの?

では「小春日和」が春先の心地の良い日和に使う言葉だと思っていたのに、間違っていたとなると何と表現するのが正しいのでしょうか。正しい言い方を覚えて使っていきましょう。

春のよく晴れた穏やかな日のことを「春日和(はるびより)と言います。もちろん4月の季語にもなっています。

「小」という字だけの差ですが「春日和」と「小春日和」では意味も使われる時期もまったく違ってくるんですね。

さいごに

今日は、本当に日差しが気持ちよく感じる一日でした。

「日和(ひより)」という言葉には、いくつかの意味があります。

  • 天気や空模様を表す(晴れて良い天気、晴天)
  • 何かをするのによい天気 (行楽日和、洗濯日和)
  • 物事の成り行き、形勢、雲行き

「春日和」や「秋日和」など「○○日和」と言わずとも、ただ「ひより」と表現するだけでもなんとなく心がウキウキしてきるのは気のせいではないですよね。

今日も ありがとう

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