七十二候『菜虫化蝶』~菜虫、蝶と化す(なむし ちょうとけす)~

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3月16日からは七十二候の『菜虫化蝶』にはいります。

3月16日~3月20日の季節を言います。

『菜虫化蝶』と書いて、「菜虫、蝶と化す(なむし ちょうとけす)」

または「菜虫、蝶となる(なむし ちょうとなる)」と読みます。

菜虫とは、大根やかぶなどのアブラナ科の野菜を食べる昆虫の総称のことで、特に青虫(モンシロチョウの幼虫)のことを言います。サナギとして厳しい冬を乗り越えた青虫が蝶になり飛び交い始める頃と言う意味です。

確かに畑の周りにモンシロチョウがヒラヒラと舞うのを見ると、春を感じますね。

紋白蝶は、蝶の中でも比較的よく目にする蝶ですし、昔から日本にいるのかと思いきや wikipediaによると、日本のモンシロチョウは 奈良時代に大根の栽培と共に移入されたと考えられているのだそうです。アブラナ科の大根と共に移入してきたということは、青虫にとってアブラナ科の食物が必要であることは間違いありませんね。

モンシロチョウは、サナギの姿で冬を越します。

成虫は3月頃から10月頃とけっこう長い期間にわたって見られます。

成虫の発生する時期や回数は地域によって違います。年に4~5回ほど発生するところもあれば、北海道の一部など とっても寒い地域では年に2回ほどしか発生しません。逆に温暖な地域では年に7回発生することもあります。

ちなみに春ごろのモンシロチョウは、関東より西の温かい地方では、朝方の最低気温が4℃より高いぐらいになると現れはじめます。

もうそろそろと言ったところですね。

十六団子の日

そして、3月16日はもうひとつ「十六団子の日」です。

この字、昔は「じゅうろうだんご」と読まれていましたが、今では「じゅうろくだんご」と読まれています。

十六団子の日とは、

3月16日は農神おろし(田の神おろし)と言われて山と里とを行き来する農事の神様が、
山から里に種子を抱いて下りてくる日とされていました。そこで里で暮らす農村の人たちは、神様をもてなすために16個の団子を用意して神様にお供えする慣わしが各地で行われました。

田の神は、臼杵の音を聞いて降りてくると言われていたため、臼杵で餅をつき、お団子を枡の中に入れて神様をお迎えしたのだそうです。そして神様をお迎えする役は「早乙女(さおとめ)」と呼ばれ、女性の役目だったそうです。

十六団子って、どんなお団子なんだろう?と思い調べてみると、ほとんど上新粉(米粉)使い、砂糖を加えて甘みをつけ、練って小さく丸めたものを蒸しあげるか 団子が浮き上がるまでお湯に入れてつくるという作り方が紹介されていました。少しずつ違いがあり、十六団子の材料やつくり方に特別な決まりはないようです。

でも、言い伝えを見ていくと、臼をつく杵の音を山里に響かせ、その音を聞いて山の神が降りてきていたとなっています。そうすると、上新粉でつくる団子ではなく、以前は杵と臼を使ってついたお餅じゃないとつじつまが合わないと思うんですけどね。

16日は、団子を作って野山を思い浮かべながら食べてみてはいかがでしょうか?

そこには、そろそろモンシロチョウが舞い、ひと時の穏やかさを味わうことができるかもしれませんよ。

今日も ありがとう

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