5月「皐月(さつき)」と呼ばれる理由、「皐」は何を表している?

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あっという間に5月です。

目に鮮やかな新緑と、晴れた空にさわやかな風を感じる季節です。

五月の別名は、『皐月』です。

さつき、と読みますね。

「さつき」というと、ジブリ「となりのトトロ」のさつきちゃんとメイちゃんの「5月姉妹」が思い浮かびます。花の名前でもありますし、競馬好きなら『皐月賞』ですね。

今日は、皐月の由来と「皐」という字について、お届けします。

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皐月の由来

昔は、季節を数字にわけるという習わしがなかったため、その時期のことを、自然に因んださまざまな言葉で表現されていました。

日本で、月を数字で表すようになったのは、1873年(明治時代)のことです。

明治時代までは、5月は 皐月(さつき)と呼ばれていたわけです。

では、皐月(さつき)と言われるようになった理由について説明します。

皐月の語源

5月といえば、ちょうど田植えなど、苗を植える時期です。
昔は、この苗植えをする月のことを「早苗月(サナエヅキ)」と言っていました。

稲の苗を田んぼに植えるのにちょうどいい月が、早苗月です。

この「サナエヅキ」という言葉が、短く略され「苗」が外れて「サツキ」と言われるようになったと言われています。もともと「」という言葉自体に「苗植え」の意味があったため、「」ツキとして「苗植えの月」となったとも言われます。

では、なぜ「」という字で書かれるようになったのでしょう。

次で詳しく見てみましょう。

なぜ「皐月」と書くようになった?

『皐』という漢字は、象形文字です。

何を表した象形文字かというと、

上の「白」は、白骨の頭骨を表しています。

下は、四本足の獣の骸(むくろ)を表しています。

骸(むくろ)とは、「死体、首のない胴体だけの死体」のことをいいます。

ようするに、獣の死体が白骨化している様子ということになりますね。

この「獣の白骨」が「白く輝く」という意味り、やがて沢や岸辺などの「キラキラした水面」を表す意味に変化したのだそうです。伝達ゲーム以上の変化に驚きますが、こんなにも意味が変わるんですね。

さらに、『』という字自体に「神にささげる稲」という意味があるのだそうです。

田んぼに苗を植える月にあてる字を、神にささげる稲を指す「皐」とした、また、冬には何もなかった田んぼに苗を植えるための水がはられ、その水面が春の日差しでキラキラと輝く様子を例えたのかもしれませんね。

5月の呼び名

皐月以外にも、5月の呼び名はたくさんあります。

・雨月   ウゲツ

・月不見月 ツキフミヅキ

・五月雨月 サミダレヅキ

・写月   シャゲツ

・橘月   タチバナヅキ

・梅月   バイゲツ

・浴蘭月  ヨクランゲツ

5月は、夏の始まりの月です。

陽気が良くなり爽やかさを感じると同時に、雨のシーズンにも入ります。

そのため、雨を思わせる呼び名も多いですね。

さいごに

窓を開けて過ごすのに

気持ちの良い季節になってきましたね。

新緑は輝き、花があちこちに咲いている。

そろそろ、外に出て気持ちの良い空気を感じながら

自然と体を動かしてみるのもいいですね。

今日も ありがとう



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