「富士山」は青くないのに「絵に描かれる富士山」が青いのはなぜ?

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日本を代表する山といえば、富士山ですね。

富士山は昔から、神が宿る山として愛されてきた山で、絵やイラストになることも多いですが、どの絵を見ても「青に、頂上が白」で描かれています。

普通の山は、木が生えていて葉がついているから、緑に見えるため山といえば、緑で描くことかほとんどです。

でも、富士山は、木が生え茂っているわけではなく、土や砂がむき出しのゴロゴロと、岩の多い赤土の状態です。どう考えても、「青」で描かれる要素などないようなのですが、いったいなぜ「富士山」といえば「青」を連想し、「青」で描かれるのでしょうか?

赤富士の理由も解説します。

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富士山が青に見えるのはなぜ?

描かれる富士山が「青」だったり、富士山といえば「青」というイメージがあるといいましたが、そもそも、上の写真を見ると、富士山は「青」に見えています。

でも、富士山の山肌は、実際には青いわけではなく、赤土や砂利や岩になっています。

では、なぜ青にみえるのでしょうか?

富士山が青いのは、空が青いのと同じ?

富士山が青く見える理由は、簡単にいうと、空が青いのと同じです。

まず、空が青い仕組みはというと、

太陽の光は、たくさんの色がまざってできているのですが、空気は、このたくさんの色の中の青い光を反射する性質をもっています。

空気中には、たくさんの分子があるため、青い光は空気の分子にぶつかって、反射を繰り返し、青い光が空じゅうにひろがり、私たちの目に空の色として見えるのです。
では、この仕組みを通して、富士山が青く見える理由を考えてみましょう。

富士は、大きいが故に全体像を見る為には、遠くから見る事が多くなります。
遠くから見れば見るほど、富士山と富士山を見ている自分の間には、空気の層があるということになります。

空気の層があるということは、たくさんの空気の分子があり、やはり青い光をよく反射します。この青い反射した光を通して、富士山を見ることになるため、富士山が青く見えるというわけです。

では、富士山というと、もうひとつ「赤富士」もありますが、これはなぜ赤くみえるのでしょうか?



赤富士とは

そもそも赤富士って、どんな富士山なのかというと、

昔の人が、夏の終わりから秋にかけて、朝日に照らされる姿を「赤富士」と名付けました。

赤富士は、夏の終わりから秋という期間限定な上に、

早朝という時間も限定でしかみられないため、縁起がいいとされています。

赤富士を見るための3つの条件

一年のうちで、見られる期間も時間も限られているため、赤富士を見るのは、とってもラッキーなことなのが、わかっていただけたと思いますが、実は、時期や時間だけではなく、そのほかの条件も揃っていないと、赤富士を見ることはできません。

では、赤富士を見るための3つの条件を説明します。

  1. 夏から秋かけての早朝
  2. 天候が良いこと(富士山の天候は変わりやすく、雲に隠れてしまうと見られません)
  3. 事前に雨が降ること

限定期間にしか見られない上に、天気が良くないとダメとか、雨が降った後じゃないとダメとか、この条件が揃うのは、限りなく低い確率だあということはわかっていただけると思います。


富士山が赤く見えるのはなぜ?

では、富士山が赤く見えるのはなぜなのでしょうか?

赤富士は、朝焼けの富士山ですが、

朝日が、富士を直接照らすだけでは、赤富士にはなりません。

雲などから、散乱してきた「赤い光」が、富士を赤く照らし出すのです。

夜明けぎりぎりの早朝、たまたま雲の配置がよくて、散乱してきた太陽光は、大気を通過する距離が長く赤みがつよく反射するということのようです。

さいごに

光の反射や、人間の目が捉えるものって不思議さがわかりました。

ところで、富士山の青は、夏と冬で、違って見えるんですよ。

日本の夏は、湿度が高く、空気中に含まれる水蒸気により空は白っぽく見えます。

冬は、空気が冷たく乾燥し、偏西風により空気中のチリが飛ばされて、空気中の水蒸気やチリなどが少なくなるため、きれいな青空を見ることができます。空と同じく、冬の富士山は青くとってもきれいに見えるのです。

美しい富士山を見に、出かけたくなってきますね。

今日も ありがとう

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