七十二候『土潤溽暑』打ち水の効果と効果的な時間帯

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7月28日からは

七十二候「土潤溽暑(つち うるおうて むしあつし)」に入ります。

7月28日~8月1日ころの期間になります。

強い陽気が、土の湿り気を蒸発させて、蒸し暑い頃という意味です。

「夏の太陽がジリジリと照りつけ、大地からはユラユラと陽炎がたちのぼる」暑い夏思わせる夏の風景の一コマといった感じです。

昔は、よく庭に打ち水をしたものですが、「打ち水」はどんな効果があるのでしょうか?また効果的に打ち水をするにはどうしたらよいのでしょう。

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打ち水

涼しくするための工夫「打ち水」は、古くから行われてきました。

でも、打ち水をするとなぜ涼しくなるのでしょうか?

また、打ち水をするとどれだけ涼しくなるのでしょか?打ち水をする場所や、仕方で違いはでるのでしょうか?

打ち水をすると涼しくなるのはなぜ?

打ち水をすると涼しくなる理由は2つあります。

「気化熱」と「空気の流れ」です。詳しく見ていきましょう。

気化熱

まず、気化熱とは、液体が気化するときに周りから熱を吸収することです。

打ち水をすると、水に接したものから熱を奪うことになります。

つまり、打ち水をすると、気化熱の働きで、水をまいた土の熱を奪うことになり、土の温度が下がるという事になります。

空気の流れ

打ち水をすると、打ち水をしたところと、していないところに気圧差ができます。

そうすると、打ち水をしたところから、していないところに向かって、空気が流れ出します。

この空気の流れ、風速約0.6M/sと言われています。

ほんも微妙な、そよ風程度ですので、庭で打ち水をしたら、家の中に気持ちのいい風が入ってくるといったことはありませんが、空気が動くということはそれだけでも感覚が違ってきます。

打ち水の効果は?

以前、東京霞ヶ関のビル街で、打ち水イベントが行われたことがあります。

この時、打ち水をしてすぐに気温は1°C下がりました。

たったの1°Cと思うかもしれませんが、都心のコンクリートとアスファルトに囲まれたビル街で、この結果が生まれたということは、もう少し住宅街などで地面に打ち水をした場合は体感的にもっと涼しく感じるのではないでしょうか。

最近、駅の周辺などで、水を霧状に噴射する「ドライミスト」をしている場所をよく見かけるようになりましたが、このドライミストも打ち水と同じ原理で、体感温度は、なんとー6°Cの効果があるそうですよ。確かに、ドライミストの下を通ると急に涼しく感じます。

打ち水をする時間帯は?

打ち水をすると温度は下がるのですから、何時に打ち水をしても効果はありますが、打ち水をすると効果的な時間帯があります。

  • 気温が上がっていない朝
  • 気温が下がり始める夕方

この2つの時間帯がオススメです。

朝方に打ち水をすることで、午前中のエアコンの使用頻度を下げることができますし、夕方の打ち水は夜の暑さを和らげてくれます。

さいごに

いかがでしたか?

昔は打ち水をしている姿をよく見かけましたが、最近はあまり見なくなりました。

庭があるような家ならするけど…と思うかもしれませんが、

マンション暮らしなら、ベランダに打ち水をするといいです。

コンクリートの建物は、日中に日光があたり熱を溜め込んたコンクリートの熱が、夜になると室内に流れ込むので、夜とても熱くなります。そんな時に、ベランダに打ち水をすれば少しは暑さを和らげられるのではないでしょうか。

また、植物には周囲の気温を下げる「蒸散作用」や、保水性を高くして気温が上がりにくくする作用があるそうですので、ベランダで植物を育て、植物に水をあげるのと一緒に朝夕にベランダに打ち水をするのもいいですね。

今日も ありがとう

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