「僥倖(ぎょうこう)」意味と使い方

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「僥倖」という言葉をみなさんはご存知ですか?

藤井四段が発言して話題になった言葉なのですが、見た目も読み方も難しいですね。

以前なら、思わず漢字辞典を手にとって調べたくなるところですが、辞書で調べようにも読み方がわからないですよね。

字から、なんとなく「幸せ」な意味があるのかな~と検討はつきますが、しっかりと正しい意味を理解して使っていきましょう。

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僥倖(ぎょうこう)とは

それでは、まずはその意味を知りましょう。

「僥倖(ぎょうこう)」の意味

思いがけない幸い。偶然に得る幸運。

「僥倖を頼むしかない」「僥倖にめぐりあう」

幸運を願い待つこと。
「生死の境の中に生きることを―しなければならない運命」

出典元:デジタル大辞泉

つまり、日常の生活の中で得る幸せではなく、偶然思ってもみないなかなか手に入らないような幸せのことを指しています。

「僥倖」の由来

「僥倖」の由来について説明します。

まずは、それぞれの字の語源を見ていきましょう。

「僥」

僥:願うこと、望むこと

「僥」という字は、「人」と「堯」という2つ字から成り立っています。

このうち「堯」の字は、「気高い」という意味で、徳の高いことを指し示しています。

また、堯という字の中には、「土」が3つ並んでいますが、これは高く土が盛られている様子や、土器が積み重ねっている様子を表しています。

「僥」は、そこに「人」という字が付くので、高く盛った土を担ぐ背の高い人物や、崇高な人などを指しています。そこで「気高い」や「「偉大」などといった意味を持つようになりました。

「倖」

倖:幸い、願い望む

「倖」という字は「人」と「幸」という字から成り立っています。

「幸」という字は、もともとは「罪人の手にはめる手械(てかせ)」を表現している字です。 罪人が捕まることが「幸い」なためそういう意味になりました。

「僥」「倖」

「僥」と「倖」が合わさることで、「気高い幸せ」という意味を持つというわけです。

そこで、

「気高い幸せ」=「なかなか手に入らない幸せ」「思うままには訪れない幸せ(思いがけない幸せ)」となったのですね。

「僥倖」の類語・対義語

類義語や対義語についても見ておきましょう。

類語

○利運(りうん) :よいめぐり合わせ、幸運

○幸運(こううん):運がよいこと、めぐり合わせが良いさま

 ○奇利(きり):思いがけない利益

対義語

○奇禍(きか):思いがけずに降りかかる災いのこと

○災難(さいなん):不意に身に降りかかってくる不幸事、わざわい

○不運(ふうん):運の悪いこと、予期していない災難

「僥倖」の使い方

では、どのように使えば良いのかも説明します。

「突然、幸せが舞い込んできたとき」や、「思いがけずに喜ばしいことがあったとき」に使います。

藤井四段も20連勝目のインタビューで「僥倖」という言葉を使った時を例にすると、 自分の実力では難しいとされていた対戦で、勝利することができ、思いがけない喜びであったことを「僥倖」と表したということになります。

一獲千金を手にした場合などにも使えます。

宝くじが当たったり、持っていた物が思いがけないほどの価値があったときなどに「僥倖だ!」となるわけです。

本来得るはずもない喜びことなどにも「僥倖」と使うことができます。

「僥倖」は「幸せを願い望むこと」といった意味もありますので、「叶えたいことがあるが自分自身ではこれ以上何も出来ることがなく、あとは祈るのみ」というような状況のときにも使えます。

「僥倖」という言葉は、重い印象でかしこまった印象の言葉のため、ビジネスシーンなどでも使うことができます。

難しい漢字や言葉がたくさんあって、使いこなせませんが、

藤井四段は、あの若さで難しい言葉をたくさん知っているというでけではなく、言葉の使い方や話し方もとても見習いたいところが多いですね。

今日も ありがとう

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