「猫も杓子も」の意味と語源は?

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「猫も杓子も」ということわざを聞いたことはあるでしょうか?

ご年配の方がよく使っているイメージがありますが、若い方にとってはあまり馴染みがないことわざかもしれません。

今日は「猫も杓子も」の意味や語源などについてお届けします。

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「猫も杓子も」とは

「猫も杓子も」と書いて、

読み方は「ねこも しゃくしも」となります。

「杓子」とは何かと言うと、「ご飯や汁物などをすくう皿型の部分に柄が付いている道具。しゃもじ。」を指します。

「猫も杓子も」の意味

猫も杓子も(ねこもしゃくしも)の意味は、

誰もかも。何もかもになります。

でも、なぜ「猫」と「杓子」で、誰もかも何もかも なんて意味になるのでしょうか?

「猫も杓子も」の語源

猫も杓子もという言葉っは、有名な「一休さん」のとんち話『一休咄(作者不詳)』に登場します。

生まれては 死ぬるなりけりおしなべて 釈迦も達磨も 猫も杓子も

「どんなに立派な偉い人でも、普通の人でも、猫のような動物でも、みんな生まれては、死んでいくもの」という感じです。そして「そんなふうに考えれば、すべて平等な存在だ」と言うような意味になります。

その語源はと言うと、いくつか説がありますが、

主に以下の4つになります。

① 「猫」は、人間にとって親しみがあり、家族の一員のような存在であるということから、「猫」 を持ちだすことで 「家族総動員」 を言おうとしている。

「杓子」は、台所用品として最もありふれたもののため、道具・用具の代表として 「杓子」 を持ちだした。

②もともとは「猫(ねこ)」 →「禰子 (ねこ=神主) 」 と 「杓子(しゃくし)」→「釈子(しゃくし)=僧侶)」 だった。神主は神道を 僧侶は仏教を 象徴しているため、そこから「神も仏も」 ということを意味することばだった。

③「女子 (めこ) も弱子 (じゃくし) も」 と言っていたものが 「ねこも しゃくしも」 に音韻が変化し、その後 「猫」と「杓子」の漢字を当てたもの。つまり、もともとは 「女や子どもまでも」 ということばだった。

④猫の足が杓子に似ているととらえて、その 2 つを並列的に並べることで「何もかも」 と言おうとした。

さいごに

「猫も杓子も同じような服装ばかりで個性が感じられない」

「最近は、猫も杓子もスマホを見てる」などと、使うわけです。

誰でも彼でも、何でもかんでも、

使い方を見ていると、

どいつもこいつも、といったニュアンスが多く含まれているような感じですね。

日常生活の中で使いやすくて、多様性のあることわざなので、覚えておくと便利に使える言葉ですね。

今日も ありがとう

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