1月10日 福男 選び『一番福』は 不幸?

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今日は関西では有名な祭り『十日戎』の本戎です。

『十日戎』は、毎年1月9日〜11日に戎神社で開催されるお祭りで、

9日 宵戎・10日 本戎・11日 残り福 と呼びます。

そして今日は最大の目玉である「開門神事 福男 選び」が、西宮神社で行われましたね。

『十日戎』は知らなくても、午前6時に表大門(赤門)を開き寒い冬まっさかりのまだ薄暗い中、230m離れた本殿へ必死の形相で走り、転ぶ映像を毎年ニュースでみて「福男」だけは知っている方も多いと思います。

今年は、18歳の高校生が「一番福」となりました。

1着から3着までがその年の「福男」として認定され一番福・二番福・三番福と呼ばれます。

ちなみに、モーニングショーで「福男」のその後を調査していましたが、

その結果は

「一番福」

2010年 車にひかれる

2013年 買ったばかりの原付バイク盗まれる

2015年 一年に2度も財布を落とす

「二番福」

2012年 入社そうそう数千万円の契約をとる

2015年 第一志望の会社に入社

2016年 アンケートに答えたら式場費用150万円があたり結婚

など、一番となった福男は、その年はいいことがなかったという方が多く、二番になった

福男は笑顔でいい年でしたと答えていました。

一番と二番どちらもとったことがある福男にきいたところ

「二番福の時は、消防士合格・陸上大会で優勝

一番福の時は、福男になった2時間後に新車に傷をつけられ、一年に2度もインフルエンザにかかり、二番福をとった年にできた彼女と別れた」

と、いった具合でした。

これをみてどう思うかは人それぞれでしょうが、

「福男」選びは、あくまで神事です。

「福男」になったから自分自身がどうこうというのではなく、

「一番福」に選ばれたという幸運 を その年いちねん みんなに分け与える役目があり、みんなに福を与えられるという 喜び を感じられるかどうかの方が 大切なのではないでしょうか。

「福男」になるのも大変ですが、実は 笹を売る「福娘」に選ばれるのも大変なんです。福娘は満18歳~23歳の未婚の女性と決まっていて、毎年一般公募により選抜されるのですが、その競争率は、30倍とも40倍とも言われているんですよ。

十日戎は、商売繁盛や社運隆昌を祈願するため、商売が繁盛したい社長さんや商売をされている方が、会社帰りや店じまい後に参拝されるというケースが多いです。そのため日中より夜に大混雑します。商売繁盛しては困る警察や消防の方などにはすこし縁遠いお祭です。

だからと言って、商売繁盛しては困る職業の方は行ってはいけないというわけではありません。家内安全を願って参拝することもできます。

ただ、以前商売をされている方に連れられて、残り福の日に今宮戎神社を参拝したことがあるのですが、ものすごい人でごった返す中、福笹を選び、大判・小判や、鯛、米俵、鈴などいろいろな細工物の中から好きな飾りを選んで、福娘に付けてもらうのは一苦労で、端で見ているのが精一杯でした。

今年も商売繁盛するためにと思う商売人の方ならこの一苦労もなんともないでしょうが「家内安全だけのためなら混雑する中、十日戎を目指す必要はないな~」というのが率直な感想です。

なにはともあれ、経験してみるのが一番。

明日11日は『残り福』で最終日。

残り福を頂きに、関西の伝統行事の雰囲気を一度味わいに行ってみてはいかがでしょう。

おしまいに

もうひとつ

今日1月10日から14日までを

七十二候の『水泉動く(すいせんうごく)』と言います。

凍った泉が地中で動き始める、泉の水が温かみをもつ頃のことです。

「水泉」とは、 湧き出でる泉のことをいいます。

天気予報をみると、今週も寒さ厳しくなりそうですが、季節は動いていて、地中では凍った 泉がとけて動き始めているのです。

あたり一面が 凍った土であっても、土の下では春を迎える準備がされ始めているんですね。

今日も ありがとう

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